本タイトルは、「クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~」の続編として発売予定のアドベンチャーゲームです。しんちゃんを操作して、田舎の暮らしを満喫するスタイルはそのままに、今回はひろしの出身地である秋田県にある架空の地域が舞台だそう。ひろしの仕事の都合で秋田に行くことになり、実家の近くの古民家を借りて暮らすことになるところから物語が始まるようです。
ノスタルジーな雰囲気広がる“炭の町”
しんちゃんが秋田のじいちゃんに虫取り・魚釣りを教わったりと、田舎の暮らしを気ままに楽しんで過ごしていたある日、全身黒くなって帰ってきた愛犬のシロ。シロに導かれて着いた先には電車があり、それに乗っていくとノスタルジーな“炭の町”にたどり着く。町にいたスミという少女に「町を助けてほしい」と頼まれ、日常と炭の町を行き来しながら冒険を繰り広げていくというストーリーのようです。
炭の町は、昭和の日本風にスチームパンク的要素が混じった街並みで個性的。町には“白い犬の伝説”や謎の怪しい男の存在があり、この辺も物語の気になるポイントです。
前作に比べて、より映画のようなストーリーになっているみたいなので、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか?
細かく進化した田舎体験
基本的なビジュアルのクオリティは前作と同じでありながら、キャラクターの表情や動きはより細かく表現されているようです。キャラクターの顔がアップになるシーンなど、演出がさらに多彩になっているのだとか。
また、前作ではプレイヤー自身の選択によって物語が進んでいく要素が強かった一方で、今作は会話がメインの作品になっているため、しんちゃんの主体性も感じられるといいます。よりストーリーに入り込める内容になっていそうですね。
シロの活躍も見どころ
今作はストーリーやミッションに関する重要な情報を持つ登場人物の頭の上にアイコンが出てきたりと、進行がわかりやすいのが特徴とのこと。一方で、前作のように体験したことを絵日記にまとめる要素はないようなので、ちょっと残念に思う人もいるかもしれません。でも、秋田の町と炭の町を行き来して展開されるストーリーがメインのようなので、絵日記的要素はあまり必要ないのかもしれませんね。
また、タイトル名にも入っているように、本作ではシロの活躍も見どころだといいます。しんちゃんの後ろをぴったりとついて歩きながら、アイテムを見つけてくれることもあるそう。発売が楽しみな作品ですね!