本タイトルは、ソニック・ザ・ヘッジホッグが主人公のアクションゲーム「ソニック」シリーズ初期4作品をデジタルリマスターした作品。大画面でプレイできるアニバーサーリーモードなども含んでいます。
ファンの期待に応える追加要素
本作でプレイできるのは、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」、「ソニックCD」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ」。
今回追加された大きな要素は、新たにエミーがプレイアブル化したことでしょう。これまでムービーなどで登場していたエミーですが、実際に操作することができなかったので、待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか？
エミーの操作感はソニックに近いものがあり、テイルスやナックルズほどはクセがないため、初めてプレイする方でも使いやすいと思います。
また、もう一つの追加要素として、タイムワープしながらステージを進む「ソニックCD」でもナックルズが使用できるようになりました。これにより、探索の魅力が広がったと言えるでしょう。
ゲームギアタイトルもボリューム満点
本作では、ゲームギア版12タイトルが追加されているのも特徴。メガドライブ版とは違ったステージや楽曲が楽しめる「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」をはじめとする、シリーズの原点とも言えるタイトルが勢ぞろいです。
どれもソニックの歴史を感じるような内容で、どこか懐かしい気持ちでプレイできるでしょう。なかでも「ソニックラビリンス」は、スーパーファミコン世代には刺さるグラフィックスとゲームデザインではないでしょうか？
さらに、当時は国内で発売されてなかったゲームも収録されているので、それだけでも価値を感じられそうです。一部のタイトルは、2人プレイも可能とのこと。
欲しい機能が備わっている
ゲームギアのタイトルは、どれも個性的でおもしろみがありますが、クリア失敗してしまうと最初からやり直しなどのシビアな面も。そんな時の救済措置として、本作ではいつでもセーブができます！
リトライが面倒なステージやボス戦前にセーブをしておくことで、簡単にやり直せますし、攻略の困難なゲームでも諦めずにやり遂げやすくなっています。
「こんな機能があると便利」と思う機能が網羅された本作。コンテンツの追加とともに、快適に遊べる工夫が施され、ますますプレイしたい一本に仕上がっています。
いくらでも遊べてしまいそうなボリュームたっぷりの仕上がりなので、シリーズファンの方も、これまでプレイしたことがない方も、ぜひチェックしてみてください！