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情熱が詰め込まれたド直球RPG「Sea of Stars」

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本タイトルは、カナダのSabotage Studiosが開発した1990年代風ドット絵RPGゲームです。
舞台は、邪悪な錬金術師“フレッシュマンサー”が生み出す怪物により大きな被害を受けてきた世界。それに対抗するただ一つの希望となるのが、月と太陽2つの力を持った“至点の戦士”。
至点の戦士になることを定められ育ってきた主人公のヴァレアとゼイル、その仲間たちの冒険劇が描かれています。

1990年代風ファンタジーRPG

ゲームシステムは、移動のみのワールドマップとダンジョンの探索やバトルが発生するエリアマップの2段構成。
それぞれのエリアマップは様々なルートが入り組んだ立体構造で、マップギミックやパズル要素などもふんだんに盛り込まれています。探索報酬としてのアイテムも至るところに置かれており、ルートを探すのも楽しみの一つでしょう。

グラフィックは、スーパーファミコンの雰囲気を出しながらも、現代の解像度に沿って描き込まれたドット絵に、モダンなライティングをマッチさせたスタイルになっているのだとか。
サウンド面では、ゲストコンポーザーとして光田康典さんが参加しているようで、従来のゲームのイメージを今どきの音源にアップデートした仕上がりになっており、懐かしくも新鮮に感じられます!

ストレートに冒険に没頭できる

※画像はイメージです

本作は、レベルアップや資金集めに勤しむ必要はなく、アクションゲームのようにストーリーに沿ってエリアマップをクリアしていけば、自然と適切なレベルになり、装備も備わるようなバランスになっています。
一方で、難易度が優しいというわけではなく、途中からはそれぞれのシステムを理解して、正しい判断を下さないと全滅してしまうこともあります。カジュアルなプレイヤーへの対応とやりごたえの釣り合わせが、上手い具合になっているのですね。
例えば、戦闘関連のシステムにプレイヤーが介入できたり、ミスをした時に次の策が多数用意されているのが特徴でしょう。

キャラクターへのこだわりも◎

上記で見てきたように、システムがしっかりしているからこそ、キャラクターたちが織りなす冒険物語を思う存分楽しめるのかもしれないですね。
運命を背負う主人公が様々な人と出会い、ときには別れながら英雄を目指していく…というストーリーは正直珍しいものではありませんが、細かいNPCのセリフにまで愛情が注ぎ込まれているのが見て取れます。

ちなみに本作品は、Sabotage Studiosによる2Dアクションゲーム「The Messenger」の世界の遠い昔の前日譚という設定になっているそうですが、同作品をプレイしたことがなくても、単体のゲームとして問題なく遊べるといいます。
「スーパーマリオRPG」や「クロノ・トリガー」などの作品に影響を受けているようで、プレイしてみると、そういった90年代風RPG感がすごく伝わります!
ボリュームもたっぷりで遊びごたえがあるゲームなので、ぜひチャレンジしてみてください。

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