ロケットランチャーを自在に扱って戦う「ロケットアリーナ」。味方と共同して勝利を目指すオンライン対戦専用のアリーナ系TPSです。対応しているプラットフォームはPC・PS4・Xbox One。また、クロスプラットフォームでのマルチプレイにも対応しています。
プレイヤーは3対3のチームに分かれ、アビリティ（特殊能力）を自在に扱って相手プレイヤーに向けてロケットランチャーを打ちまくって、対戦ルールそれぞれに設定された勝利条件を満たすため戦うアリーナタイプのシューターとなっています。
個性が光るキャラクターたち
プレイヤーは、パンクな女の子から老紳士までバラエティに富んだ11人の中から使用するキャラクターを選びます。持っている武器やアビリティはそれぞれ違っていて、装備なども個性豊かになっています。
基本的な操作方法は、一般的なTPS やFPSと違いはありませんが、本タイトルはキャラクターごとに空中での制御や移動速度などに違いがあります。大きな差とはなりませんが、それぞれの特徴は覚えておいた方がいいようです。
本タイトルは、ロケットランチャーを駆使するシューターなので、足元にロケットランチャーを撃って起こる爆風を使って高く飛び上がる“ロケットジャンプ”。壁に撃って起こる爆風を使って壁を登る“ロケットクライム”のようなテクニックを使用することも可能です。
各キャラクターの特徴を掴むためには練習場の存在が重要です。ここではシューティングレンジのような場所になっていて、AIが操作するボットを相手にアビリティや武器を試すことができます。
撃つべし撃つべし
戦闘システムにも触れてみます。使用する武器の弾薬は尽きることがないので、ロケットランチャーを好き放題に撃ちまくることができます。ですが、リロードは必要なのでどうしても隙が生じてしまいます。その隙を埋めるには、アビリティなどの活用やリロード中に注意を払うことが重要になります。
相手プレイヤーに攻撃を当てると、その頭上に表示されているブラストメーターというHPのようなものがたまっていきます。このメーターがたまるほど、攻撃が当たった時のノックバックが大きくなって、メーターが最大時の状態だと“メガブラスト”になります。相手は戦闘エリア外へと吹き飛んで“KO”という敵を倒した状態になります。
バトロワとは違うので、KO状態になったとしてもいきなり退場にはなりません。戦闘エリアにフワフワと戻ってきてリスタートします。いわゆるリスポーンのようなシステムになっていますが、だいぶソフトに表現されているようです。
カスタマイズも楽しみ
本タイトルのカスタマイズには、アバター見た目が変化できるもののほかに、“アーティファクト”というものがあります。
アーティファクトはキャラクターのスキルを直接的に強化するアイテムで、戦闘終了後に入手できます。最大で3種類装備可能で、豊富な種類が用意されています。また、装着して対戦すると経験値がたまって、最大レベル3まで強化できます。こうしたアーティファクトの組み合わせ次第で、同じキャラクターを使用したとしても異なったプレイスタイルで戦えるでしょう。戦闘終了後にアーティファクトを入手したら、性能を調べて構成を考えてみるのがベターです。
元々本タイトルはチームプレイが前提で、味方との連携行動が重要になります。そのため、各プレイヤーが自分勝手に動いてしまうとなす術もなく敗北してしまいます。ですが、プレイヤー同士がうまくかみ合って勝利したときはとても気持ちがいいです
昨今のバトロワばかりのオンラインシューターに疲れたら人は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。