「ミツバチ シミュレーター」は、ミツバチの視点で、女王バチと巣のために働くアドベンチャーゲーム。
プレイヤーは1匹のミツバチとなって、広い世界で冒険します。空を飛び、出会い、働き、ミツバチの生態を知ると同時に人間とどのように関わっているのかを学習できます。舞台となっている公園はセントラルパークをもとに、現実そっくりに描かれています。実際のミツバチの生態にクローズアップしていて、教育的な要素も含まれているタイトルです。
“ミツバチ”の生態にフィーチャーしたゲーム
「ミツバチ シミュレーター」は、地球上で暮らしている生き物の中でもミツバチの生態にフィーチャーしたゲームになっています。集団生活をしているミツバチの中の1匹になって、普段どのように生きているのかを体験していきます。
プレイヤーが操作するのは、とある生まれたばかりの1匹のミツバチ。プレイヤーは“新米働きバチ”として、女王と巣のために花粉集めをするのが仕事。
初めは先輩ミツバチからどのような行動ができるのか、詳しく教えてもらえます。説明は動画付きで、先輩ミツバチもとても親切にしてくれます。
中心となる仕事の花粉集めの他にも、敵が襲ってきたり、群からはぐれてしまったミツバチを探したり、プレイヤーの周りでは様々なイベントが発生します。これらのイベントをクリアすることでストーリーが進んでいきます。
とても広いフィールドで“空中散歩”を楽しむことができる本タイトルは、人間や動物がリアルに描き込まれています。VRなどのヘッドマウントディスプレイでプレイすると、より一層臨場感を体験できるかもしれません。
ミニゲームやサイドクエストも楽しい。
本タイトルでは、スズメバチとバトルしたり、ミツバチダンスで仲間たちへ合図を送ったりするなど、ミツバチの生態をいろいろ体験可能。ダンスやバトルはミニゲーム形式になっています。バトルはタイミングよくボタンを押す、といった簡単なシステムなので、気軽にプレイできるでしょう。
そんなストーリー以外でも楽しめる本タイトルで、プレイヤーが操作するミツバチの拠点となる巣がある場所は大きな公園です。ニューヨークに実在するセントラルパークを基に制作されたそうです。ゲーム内の公園には動物園などもあって、ストーリーではそれらを自由に飛び回ることができます。
また、公園にはミツバチだけではなく、いろいろな人や生き物たちが登場します。体操をする人や散歩中の犬など様々な生き物をミツバチ視点で観察できます。プレイする時はストーリーを楽しむだけではなく、飛び回っていろいろ観察してみてください。
人間にチクッといたずらすることもできるようです。
ゲーム内を飛び回って花粉を集めた植物や出会った生き物の生態などはデータとして登録されていきます。データのコンプリートを目指すのも楽しみかたの一つ。データには、植物や生き物について詳しく書いてあるので、図鑑を完成させていくような達成感を味わえると同時に勉強にもなるでしょう。
ミニゲームなどをクリアすると「知識ポイント」を得られます。知識ポイントがあると、ミツバチに着せ替えられるアイテムと交換できます。見た目をかっこよくカスタムすることも可能だそうです。
まとめ
「ミツバチ シミュレーター」というだけあって、ミツバチの生態に詳しくなれそうな本タイトル。
注目してもらいたいのは、ロード中に表示されるTIPS。
そこにはゲームのことではなく、ミツバチの生態に関するマメ知識が書かれているんです。待っている間も飽きないように楽しませてくれる工夫がギュッと詰まっているんですね。
本タイトルを隅々まで堪能しつくした頃には、“ミツバチ博士”になっているかもしれません。