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名作対戦ゲームを新鮮な気持ちで楽しめる「カプコン ファイティング コレクション2」

投稿日:2025年6月5日

本タイトルはカプコンから先月16日に発売されました。その名前の通り、カプコンの歴史に名を連ねる対戦ゲームをコレクションしたタイトルです。「カプエス」シリーズや「ストゼロ」シリーズなど、バラエティ豊富な全8タイトルを収録しており、PS4、Switch、Steam、Xbox One向けに発売。ファミ通が発表している週間の売上ランキングではSwitch版で1位に、PS4番で6位にランクインしています。

「カプエス」シリーズをはじめとする嬉しいラインナップ

2022年に発売された前作の「ファイティングコレクション」では、ラインナップの中心を「ヴァンパイア」シリーズとしていました。その他、初めて家庭用機に移植された「ウォーザード」や、優れた対戦ツールを備えた「ハイパーストリートファイター2」といったタイトルが収録されていました。
今作ではSNKとカプコンのコラボタイトルである「カプエス」シリーズが筆頭となり、3Dタイトルの「スターグラディエイター2」や「ジャスティス学園」なども収録。ファンにとっては嬉しいラインナップとなっているようです。なお、オリジナル版でドリームキャストと互換性のある「NAOMI」基板が採用されていたタイトルが多く、本タイトルは「NAOMIコレクション」と言えるようなラインナップにもなっています。

過去の名作を新鮮に楽しめる機能

   ※画像はイメージです

画面フィルタや、アーケード用に技表や遊び方が記された「インストラクションカード」の閲覧、どこでもセーブ&ロードといった機能が搭載されているほか、ワンボタン必殺技が設定されていることが特徴的です。「スト6」のモダンタイプ操作のような感じで、必殺技を気軽に放つことができるようになっています。
オリジナル版で隠しキャラとされていたキャラをいつでも使えるようになっていたり、バグなどの対戦に影響する現象をオフにできたり、2Dのタイトルには当たり判定を表示する機能もあるなど、かつての名作を新鮮な気持ちで楽しめる多くの機能が搭載されています。
また前作に続けてオンラインでのプレイにも対応しており、ランクマッチで手に汗握る戦いを繰り広げたり、ルームマッチでワイワイ楽しく遊ぶこともできます。

現行機への移植で名作を末永く

本タイトルのプロデューサを務めた松本氏は、ラインナップを選ぶにあたって、まずは自分たちが現行機で遊びたいと思えるタイトルを挙げたといいます。そして90年代後半~00年代前半のゲームの雰囲気を再現しつつ、ユーザビリティに劣る当時のゲームを今でも面白くプレイできるよう調整することに注力したようです。
ブラウン管風の画面にできるフィルタ機能やトレーニングモードの導入、当たり判定の表示などは、そういった想いで前作の「ファイティングコレクション」に採用し、高い評価を得ていたそうです。
収録されているタイトルには現在でも根強い人気がありますが、大会を開催したり友達と一緒にプレイしたりする敷居は高くなっています。現行機に移植した上でオンライン対戦に対応させることで、こうしたタイトルを今後も楽しんでもらえる環境を作っているようです。
松本氏は、カプコンはまだまだ多くの現行機で遊べない格闘ゲームをリリースしているため、プレイヤーの声を聞きつつ、できる限り遊べるように環境を提供していきたいと述べています。格ゲーファンにとっては非常に期待できる言葉なのではないでしょうか。

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