1969年に上月景正氏が創業し、2023年3月に会社設立50周年を迎えたコナミグループ株式会社。これまで世界各地に多くの拠点を設置してきた同社は、さらなるサスティナブルな成長の実現に向け、2022年10月に東京都江東区有明にて次世代研究開発拠点「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の建設を開始し、2024年11月に上棟式が行われました。竣工は2025年を予定しているといいます。
参考:コナミグループの次世代研究開発拠点「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の建設工事着工
コナミグループの次世代研究開発拠点 「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の上棟式を実施
「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」について
同施設は、オフィスの在り方やアフターコロナ時代の働き方にも対応した最先端の設計になっているようです。また、施設名の「クリエイティブフロント」は、クリエイターがその力を最大限発揮できるよう設計された空間、創造に向かい合う最前線という意味が込められたコンセプトとのこと。
この拠点では、デジタルエンタテインメント事業をメインに行っていくそうです。次世代の分散型インターネット「Web3(Web3.0)」や、インターネット上の仮想空間「メタバース」などに対応した先進的な技術・サービスの研究開発の拡充のほか、競争力の強化も実現するといいます。
地区全体の賑わいを創出する複合施設
「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」のオフィス部分は、アイデアやイノベーションの創出に結びつく偶発的なコミュニケーションを促すような、全階がスパイラル状に繋がった構造が特徴的とのこと。また、商品やサービスを生み出す創造性をサポートするために、最先端の設備や屋上庭園を設けるなどして、開放感のあるスタジオになっているようです。
さらに、先進の研究開発に必要な環境を整備するとともに、「国際コンベンションゾーン有明」を世界に向け発信する予定だといいます。 eスポーツなどのイベントの生放送や動画配信にも対応したスタジオやショップなどを設けることで、地区全体の賑わいを創り出す複合施設を目指すようです。
まとめ
ショップや屋上庭園なども設けた複合施設として完成予定の「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」。2025年に竣工予定とのことで、同施設が実際に動き始めるのはまだ少し先の話ですが、クリエイターが持つ能力を思う存分発揮できる最新の研究開発拠点となるのではないでしょうか。